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投資でふやす Q&A
資産運用を始めるにあたり、基本的な知識を身につけることで、リスクを減らすことができます。
そのために、資産運用に関する知識を、Q&A形式で掲載します。

初心者向けな内容を中心として、次第に深い内容まで掲載していこうと思っています。
いっしょに勉強していきましょう。

証券取引 Q&A一覧
証券取引に関するQ&A

1.株について−基礎知識編
2.株について−メリット
3.株について−デメリット
4.株について−株価が上がる要因
5.株について−株価が下がる要因

X.税金について
外貨取引に関するQ&A

1.外貨取引について−基礎知識編
2.外貨取引について−メリット
3.外貨取引について−デメリット

株について−基礎知識編
証券とは? 株券、債券などを証券といいます。

株券は、その所持者(株主)が株券を発行している会社に出資していること
の証で、その会社が利益をあげると、その一部が株主に還元されます。
債券は、その所持者が債権を発行している会社や国などに資金を
貸していることの証です。
会社が発行する債券を社債、国が発行する債券を国債といいます。
 
株価とは? 株券は現金と同様の価値があり、その価格を株価といいます。
会社設立時の一株あたりの株価は株券に書かれている値段(額面)ですが
発行後の会社の資産や収益によって変動します。
 
株主とは? 株式会社とは株券を通じて集まった資本(資金)で成り立っています。
=株券を持つ株主によって成り立っていることになります。
株主は「配当を受ける権利」や「株主総会に出席し、議決権を行使して
経営に参加する権利」等さまざまな権利が受けることができます。

 
株式会社なら
どこの株でも
買えるのか?
株の売買は証券会社を通じて行いますが、株の中でも一般に売買できる
ものは、株式市場に公開されている株に限られます。

公開株を売買できる代表的な市場には下記があります。

  東京証券取引所:1部・2部・マザーズ
  大阪証券取引所:1部・2部・ナスダックジャパン
  札幌証券取引所、名古屋証券取引所、福岡証券取引所
  店頭市場(日本証券業協会が開設)

  ニューヨーク証券取引所・ロンドン証券取引所
証券取引所とは? 株式を含む証券を売買したい人が集まる場所ですが、投資家が直接参加
するのではなく、投資家に委託された証券会社によって売買されます。
 

株について−メリット
株価が上がり
得をする
買うときの株価と、売るときの株価の価格差によって、買ったときよりも
売ったときのほうが、株価が高ければ、それだけ儲かるということです。
株価の値上がりによる利益をキャピタルゲインともいいます。
ちなみに配当などの定期的な収入をインカムゲインといいます。

様々な要因で株価は上がります。
基本的には、会社が大きくなり、資産も増え、収益もアップし、信用も増す
というプラス要因によって株価は上がります。
 
配当を得る 株を持っていると「配当」としてお金をもらえる可能性があります。
持っている株の会社の事業が成功して利益を上げるようになれば、
その利益を配当として株主で分けるのが、株を発行する決まり事です。
配当金は年に1〜2回、株主の口座に振り込まれます。
ただし、利益が上がらなければもらえないのです。
だから、今後利益があがりそうな会社の株を買うというのが大前提です。
 
株主総会に出席 株主になれば、会社の経営に参加する権利を持つことができます。
株主総会という会議に出席し「会社の決算」「会社の経営方針」
「会社の取締役を選ぶ」等、会社にとって重要なことがらについて
決めていく投票に参加することができるのです。
議決権は「1株主=1議決権」ではなく「1株=1議決権」です。
持っている株数が多いほど、議決権が多くなります。
=一人一票ではないのです。これによって買収も成立します。

大手企業も株式比率次第で、意外と安価で買収できます。
 
株主優待制度 株主になれば、定期的に自社製品の割引券、自社の買い物券や食事券
自社製品などをもらえる
場合があります。
ただし、どの会社の株をもっていてももらえるというわけではなく
株主優待制度を導入している企業に限ります。現在毎年急増中です。
株を購入する前に事前にチェックしましょう!
 
社会に貢献 「株式を買う」というのは会社の成長とともに配当が増えたり、
会社の価値が上がったりすることに期待してお金を出すことですが、
これから将来に向かって期待されている会社の成長に「株式投資」を
することで、様々な形で影響し合って行われている経済活動を
発展させていることにも、実はつながっているのです。
日本に限らず、世界の起業家達の夢をサポートしていることになります。
資本主義な現在の社会において、投資の考えは大切なことなんです。
 

株について−デメリット
株価が下がり
損をする
買うときの株価と、売るときの株価の価格差によって、買ったときよりも
売ったときのほうが、株価が低ければ、それだけ損をするということです。

様々な要因で株価は下がります。
基本的には、会社が小さくなり、資産も減り、収益もダウンし、信用も減る
というマイナス要因によって株価は下がります。
 
株が紙屑に? 会社が倒産してしまったら、株主の権利もそこで消滅してしまいます。
株式投資をする場合は、事前にこの会社が倒産する可能性がある
ということも、考えておかなければなりません。
あなたが株を買った会社が倒産してしまった場合、その会社に残っている
借金などを全て整理した後に残った資産の分配を受けることができます。
でも倒産する会社にはたいしたお金は残ってませんので、
分配される金額は少し、もしくは全くない場合がほとんどです。
100万円分の株を持っていても、0円に。。。
 
これが一番怖いケースです。最大リスクですね。
余談ですが近い将来には銀行や、保険会社なども同様にリスクが発生します。
信用のおける会社にお金を預けることが大切です。
 

株について−株価が上がる要因
株価が上がる
要因 その1
流行したヒット商品を出した会社の株は上昇します。
これは会社の利益が増すと予測して株主の人気を集めるからです。
しかし、流行したからといって株価がかならず上がるとは限りません。
あくまでひとつの要因であり、商品販売での利益があがったとしても
会社は様々な活動によって利益をあげています。その他の要因で
下がるケースもありますので、注意が必要です。

しかしある程度株価が上がると一時的に下がります。
これはその会社の株を買っていた人が利益を確定させるために
持株を売るからです。その売りのために、一時的に下がったあとは
また値上がりが始まります。値上がりと値下げを繰り返します。
ある程度まで上がると株価が上がらなくなります。
これはその会社の業績として、つまり利益に対する株価が妥当な値、
もしくはやや上がりすぎたというところまで株価が到達したからです。

投資というのは会社の将来性を買うというです。
ヒットしそうな商品を出した企業の株を買うということは、
そういう意味では当たり前な買い方といえますね。

今年は、どんな商品やサービスが流行するか?
街角や口コミ情報、新聞、ニュースなどで投資材料を探してみましょう。
  
株価が上がる
要因 その2
株価の値上がりは、人気投票と同じです(経済学者ケインズ)
どんな要因であってもいい。株主の人気を集めることができれば
株価は業績に反して値上がりする
ことがあります。
 
株価が上がる
要因 その3
米国で多いのだが、自社の株を会社が買い戻す「自社株買い」を行う
ことがある。当然株価は上昇するので、株主にとってはありがたい。
財務体質が強固な会社が、株主の利益を重視して行われる。
 

株について−株価が下がる要因
株価が下がれば
売らなければ
いいのでは?
株価が値下がりしても売らなければ損は確定しません。またいつの日か
値上がりする日が来れば、そのときに売れば儲けることはできます。
しかし本当にいつの日かを夢見て損を避けて待っていていいのでしょうか?

株価が下がるにはそれなりの原因があります。
例えば倒産しそうだという意味で値下がりを始めた会社の場合は
事実倒産してしまえば株は紙くずになります。早めに売る必要があります。
会社の業績不振による合併などは少し事情が異なるため別途説明します。

値下がりを始めた株を売るべきか売らないべきか、これは一番難しい問題
ですが、一定の割合で、「購入時よりも2割下がれば売り」といった思い切り
も必要となることがあります。業績が悪い会社であれば配当は期待できない
ため悪循環に陥ることもあります。

損を覚悟の上、売ることを損切りともいいます。
損切りをするかしないかは、プロの投資家の間でも意見が異なります。
  
株価が下がる
要因 その1
人気が人気を呼んで、会社の株価が収益よりも上がりすぎることが
あります。
そういう株は、本来の収益に見合った株価にまで値下がりする
ことが多いです。よって自分が購入した時期が、人気による値上がり時期
ならば、値下がりを始めた場合、再度値上がりするのは難しくなりますね。

会社の株価を見るにあたり参考となる一つの指標として
PER(株価収益率)という数字がありますが、これは収益に対して株価
がどれくらいまで値上がりしているかという数字です。
よく割安株、割高株という表現方法を用いますが、これらはPERを見て
評価しています。
あとPBR(株価純資産倍率)という企業の純資産に対する株価の割合の
指標など、参考となる指標がいくつかあります。
これらを含む株の売買の参考となる指標については別途説明します。
 
株価が下がる
要因 その2
株価の値下がりは、人気投票と同じです。株主の人気を集めることが
できなれば、株価は業績に反して値下がりする
ことがあります。
 
株価が下がる
要因 その3
1株を1.5株や、2株に分けることを株式分割といいます。
例えば1株を2株に分割すれば、1000株所持していた株が2000株に
増えます。それに従い株価は反比例して、それまで1000円だった株価は
500円という風に値下がりします。
会社の株式発行数は2倍になり、株主の持ち株数も2倍となりますが
株価も比例して値下がりするため株主の資本総額や、株式保有割合は
変わりません。よって株主の損はありません。

逆に株主にとっては得なことがあります。
保有株数が増えたことで、分割して株を売買することができます。
また株価が安くなったために、市場での流動性が高まり、売買高も増えます。
 

税金について
株売却での利益
にかかる税金?
2003年4月〜新証券税制がスタートしました。大変解りやすくなりました。
申告分離課税として利益に対して10%が引かれます。
(2008年〜は20%に増えます)
申告分離課税なので、確定申告の必要があります。
しかし「特別口座」といって証券会社が代わりに源泉徴収することも可能な
サービスもあります。詳細は各証券会社でチェックしてください。
 
株の配当利益
にかかる税金?
10%が源泉徴収されます。(2008年〜は20%に増えます)

外貨取引について−基礎知識編
外国為替とは? 通貨(円、ドルなど)を取引きすることです。外為(がいため)とも言います。
Foreign Exchange(Forex、FX)とも言います。
 
通貨の種類は? 日本円(JPY)、米ドル(USD)、ユーロ(EUR)が3大メジャー通貨。
英ポンド(GBP)、豪ドル(AUD)、NZドル(NZD)、カナダドル(CAD)、
スイスフラン(CHF)が準メジャー通貨と位置づけられます。
その他各国通貨はリスクもあるため取扱は少ないです。
 
外貨運用の
方法は?
銀行や証券会社で取扱われている以下の3つが中心です。
外貨預金、外貨MMF、外貨取引(外国為替取引、外国為替証拠金取引)
 
TTB、TTSって? 10万ドル未満の外国為替取引をする際の基準レートとして用いる
外国為替レートを仲値といいます。
各銀行が毎営業日の9:55ごろの為替レートを参考に決定します。
その日のうちに為替レートが1円以上変動すれば仲値を決め直します。
TTMと略することもあります。

TTBとは、銀行が顧客から外貨を買う(外貨を円に交換する)時に
用いられる為替レートです。米ドルの場合、仲値−1円としている銀行が多い。
他の通貨では仲値より1円以上低くなります。

TTSとは銀行が顧客へ外貨を売る(円を外貨に交換する)時に
用いられる為替レートです。米ドルの場合、仲値+1円としている銀行が多い。
他の通貨では仲値より1円以上高くなります。

売買に用いられる為替レートの差をスプレッドと呼ぶことがあります。
銀行ではTTBとTTSの差がスプレッドです。
通常、米ドルで2円、ユーロで3円となります。
この差は為替手数料と考えることができます。
外貨MMFや外貨取引ではスプレッドはもっと小さくなります。
 
外貨預金とは? 日本円以外の通貨による預金を外貨預金と言います。
多くの銀行で米ドル建て、ユーロ建ての外貨預金を取扱っている他
他の各種通貨による預金を扱っている銀行もあります。
外貨預金にも普通預金、定期預金、その他預金方法があり、
利率や条件がそれぞれ異なります。
主に銀行で取扱われています。

外貨預金は預金保険の対象外商品ですので、銀行が破綻すれば
預金が戻らない可能性もありますので、信用ある銀行での運用がお勧めです。

 
外貨MMFとは? 公社債などで運用する投資信託のことを外貨MMFと言います。
外貨MMFは、外貨建ての公社債などに外貨で投資するものです。
外貨普通預金のようにいつでも換金できるのが特徴です。
主に証券会社で取扱われています。

外貨MMFは円建てのMMFや外貨預金よりも高い利率で運用されることが
多いです。しかもスプレッドは外貨預金の約半分の金額です。
米ドルだと外貨預金では2円のところ、外貨MMFでは1円です。

外貨預金や外貨取引での為替差益は雑所得として課税対象なのに対して
外貨MMFでの為替差益所得は非課税なのは大きなメリットです。

 
為替差益とは?
為替差損とは?
円と外貨を交換する為替レートは絶えず変動していますから、
円を外貨に交換する時の金額と、外貨を円に交換する時の金額の差で
利益が出ることを為替差益、損益が出ることを為替差損と言います。

通常、円安になれば為替差益が生じ、円高になれば為替差損が生じます。
ただし円を外貨に交換する時のスプレッド(上記記述)が生じるために
為替レートが変動していなくても為替差損が生じます。

つまり外貨に交換した時点で、すでに損をしていることになります。
外貨での資産運用は、必ず損をするところから始まります。

 
外貨取引とは? 外国為替保証金取引を外貨取引と呼びます。一定の保証金を準備すれば
保証金の何倍もの額の取引を行うことができます。
例)10万円の保証金があれば、1万米ドル(100万円相当)を売買できる。
つまり少額の投資で、高額のリターンを獲得するチャンスがあります。
逆にリスクも同様に大きくなるので細心の注意が必要となります。
主に証券会社や外貨取引会社で扱われています。
プチプラでもお勧めできる会社を紹介しています。

プチプラではこの外貨取引を主に投資対象として勉強していきます。
 

外貨取引について−メリット
いつでも
取引できる?
株取引と違い、基本的には24時間いつでも取引ができます。サラリーマンの方など日中の取引ができない方でも、帰宅後〜就寝までの間に取引ができます。これは意外と大きな利点です。
 
売りから始める
ことができる?
株の信用取引と同様ですが、外貨取引では信用を前提とした取引ですので、外貨を買う前に、売ることから始めることができます。このことによって円高方向へ相場が動いている場合にも、為替差益を出すことができます。つまり円安でも円高でも関係なく相場さえ予測できれば常に利益を出せるチャンスがあるということです。
 
スワップ金利が
もらえる?
円−米ドルといった形で2国間で為替取引が行われますが、この2国間の通貨金利の差をスワップ金利と呼びます。日本の金利は現在ほぼ0なのに対して、アメリカでは約1.5%と日本よりも高く設定されています(変動します)。よってこの場合、円よりも米ドルを保有しておいた方がより金利がつくことになります。

例えば、1万米ドルを買い、次にその米ドルを売るのを待っている状態では、毎日50円程度の金利がもらえます(変動します)。逆に1万米ドルを売り、次に買い戻すのを待っている状態では、毎日50円程度の金利を支払う必要があります。よって長期で待ち状態(=ポジション)を維持する場合、できれば高金利の通貨を買いで保有しておいた方がスワップ金利の分だけ得になるということです。

プチプラ運用口座も、スワップ金利での利益を重要視しています。
 

外貨取引について−デメリット
リスクが大きい? 外貨預金や外貨MMFを経験している方なら為替取引のリスクがどれだけ大きいか理解できると思いますが、外貨取引の場合は、そのリスクが10倍にも膨らみます。100万円の保証金で10万通貨単位で取引を行えば、為替相場が1円動く毎に、10万円の損益が発生することになります。10円動けば100万円の元金も0円になることもあるということです。

株と違って国の通貨なので、簡単には通貨の価値が0になることは考えにくいですが、10円程度の値動きは情勢次第ではありえます。外貨取引を行うなら常に世界経済情勢に敏感になっておく必要があります。
  
スワップ金利を
支払う?
外貨取引についてのメリットでも記述していますが、ポジションによってはスワップ金利を毎日支払う必要があります。例えば、2004年10月現在、10万米ドルを売りポジションで保有していた場合、約500円を毎日支払う必要があります。1ヶ月で1万5000円にもなります。スワップ金利も積もればリスクとなります。
 

まだまだQ&Aは随時追加していきます。

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