【生前整理】お墓の永代供養・永代管理による負担軽減をおすすめします

高齢社会を迎え、高齢者の空き家問題だけでなく、お墓のお守りが出来ないことも社会問題となっています。

お墓(納骨堂を含む)に関して、両親がご健在のうちに早期対策を行うことで、心身ともに負担を軽減することができますので、押さえておくべきポイントをご紹介します。

お墓のお守りにかかる費用

両親がお墓をお守りしている場合、私達はお墓にかかる費用に関して把握できていないことも多いかと思います。全国の寺院、霊園などの管理団体によって費用は様々ですが、概ね以下のような費用がランニングコストとして発生しています。(ご家庭での月命日の法要は含めていません)

内 容費 用時 期
年忌法要(1周忌、3回忌など)3万円~5万円年回表で定められた周期
年間管理料5千円~3万円毎年

両親がお墓を購入している場合、「永代使用料」というお墓の土地を使用する権利を購入しています(数十万円~数百万)。これは住宅で例えるなら「土地代」です。

表にある「年間管理料」とは、住宅で例えるなら「固定資産税」のように毎年発生する費用になります。「年間管理料」を支払わない場合、お墓を没収され「永代使用料」の権利を失う可能性もあります。

お墓をお守りしていくには毎年数万円~10万円程度の費用が発生する可能性があり、永年続いていくと考えると私達にとってとても大きな負担になります。費用だけでなく準備などの手間もかかります。

両親がご健在のうちにお墓に関する費用は確認しておきましょう!

永代供養・永代管理による負担軽減

お金も時間もゆとりがあり、お墓のお守りを継続していけるのであれば問題はないと思います。

しかし少子化による子供世代の負担は年々増加していて、お墓のお守りにお金も時間もかける余裕がない世帯が増えると思います。(私自身も子供3人の子育てをしながら、両親介護をしながら、まったく余裕ありません^^;)

そういった余裕がない世帯にとって負担を軽減することができるのが「永代供養」「永代管理」制度です。ほぼ全ての寺院や霊園で対応しています。

永代供養とは?

年忌法要(1周忌、3回忌など)を含め、遺族に代わり寺院や霊園が永代(=長い年月、半永久的)にわたり故人を供養する制度です。

費用相場は寺院や霊園により様々ですが、10万~100万くらいです。(私の両親のお墓は33万円です)

「永代供養」制度を利用しながら、私達自身の生活に合わせて個別に供養を行うのが最も負担がなく、故人を大切に思いやることができると考えています。

永代管理とは?

毎年、寺院や霊園などの管理団体へ支払う「年間管理料」の永年一括支払い制度です。永代(=長い年月、半永久的)にわたり管理をしてくれます。

費用相場は寺院や霊園、お墓の土地の広さなどにより様々ですが、30万~100万くらいです。(私の両親のお墓は43万円です)

「永代管理」制度を利用しない場合、毎年5千円~3万円程度の費用が発生するので、お墓を数十年お守りを続けていくことを考えると、子供、孫への負担がなくなるので支出を減らす目的でもおすすめです。

私の場合、両親が介護状態となっていますが、「永代供養」+「永代管理」=76万円を両親の貯蓄から支払ったことで、お墓に関する私の負担はなくなりました。

まとめ

祖父母もお墓に入っていることもあり、私が生きている間はお墓のお守りを出来る限り大切に行っていきますが、お金の負担軽減だけでなく、永代にわたり供養を行ってくれることへの安心を得ることができて心の負担もとても軽減されました。

お墓事情は各ご家庭で様々だと思いますが、両親がご健在のうちにしっかりと今後のお墓のお守りについてお話しされることをおすすめします。本記事が少しでも参考になれば幸いです^^

▼ 永代供養について評価の高いおすすめ本2冊です ▼

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

安心できる永代供養墓の選び方 [ 小原崇裕 ]
価格:1650円(税別、送料別)(2020/7/16時点)

楽天で購入

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

永代供養墓の本増補改訂6版 [ 六月書房 ]
価格:2200円(税別、送料別)(2020/7/16時点)

楽天で購入


ブログランキング・にほんブログ村へ
応援クリックお願いします^^