【節約術】中古車売るときに知っておくべきポイント(経験談)

外出自粛で車の販売、利用も大幅に減っていますね。我が家でも夫婦2台所有していた車のうち1台を2020年3月に売却しました。4月1日車所有者には納税義務が発生するので、多少不便にはなりますが収入に不安のある時代に支出を徹底的に削減するために思い切って売ることにしました。中古車の相場が落ちてきているので状況は変化してきていると思いますが、我が家では中古車販売業者の査定額よりも高く買取してもらうことに成功したので、経験談をもとに中古車を売るときに知っておくべきポイントをご紹介します。

中古車を売ることで得られる節約効果

車種や排気量等で年間維持費は変わりますが、我が家で売却した2,000cccクラスの車を例に節約効果をまとめてみました。

節約対象節約効果
自動車税(毎年)39,500円
任意保険料(毎年)約40,000円~50,000円
自動車重量税(車検時)7,500円
自賠責保険(車検時)21,550円
点検・整備料(車検時)約80,000円~100,000円
駐車場代(毎年)0円(駐車場所有)
ガソリン代等の利用コスト(毎年)約100,000円

※我が家の事例では、車を売却することで不便さは発生しますが、年間で25万円(月2万円)程度の支出を節約することができました。

中古車を売る2つの方法

直接売却(オークション、フリマ)

個人売買できるオークション、フリマサイトも増えてきました。業者の中間費用を抑えることができるため、より高額で売れるメリットがあります。しかし、高額な取引であり、命にもかかわる車の売買ですのでクレームやトラブルが多く発生するリスクもあり、譲渡時の手間も面倒になります。

業者売却(中古車販売業者)

直接売却と比べて、代行業者や中古車販売業者の中間費用は発生するため、売却価格は下がってしまいます。しかし、直接売却のデメリットであったクレームやトラブル、譲渡時の手間はほとんど発生しません。

※我が家では直接売却のデメリットを回避したいため、中古車販売業者へ売却する方法を選択しました。

中古車販売業者との交渉ポイント

業者によって見積査定価格は様々です。1円でも高く売りたいのであればいくつかの業者に見積査定をお願いしてみるべきです。私は複数の業者に一括で見積依頼をした後に交渉すべき業者を絞って直接交渉しました。交渉のポイントは以下のとおりです。

業者の見積査定説明は信じない

業者は必ず私達が売りたい車の相場観を掴んでいるかどうかを判断しながら足元を見てきます。

「これまで車を売った経験はありますか?」⇒過去の事例から相場観を確認される。初めての売却であれば完全に相場観がないとみられる。

「今契約を決めてくれれば○○の理由で特別に○○円で買取できます!」⇒お得さをアピールしながら判断する時間を削り、業者都合の査定金額で合意をはかってくる。

「中古車販売価格は○○円が相場ですが、経費やオークションで売れないリスク等もあるので買取金額から差し引く必要がある」⇒買取の仕組みを説明することで業者都合の査定金額の妥当性を理解させ説得してくる。

上記のような交渉を必ず行ってきますが、業者の見積査定説明を信じずに、以下の点だけを押さえて交渉しましょう。

業者との交渉の手順

以下の手順で交渉を行ってみましょう。

1.販売相場を確認

インターネットを利用して中古車販売サイトで販売価格をチェックし、売りたい車の中古車販売価格(車両本体価格)の相場を確認する。

⇒どの業者と交渉してもこの販売価格を上回る買取は無理です。

2.買取相場を確認

インターネットを利用して一括見積査定を行い、中古車見積査定相場を確認する。

⇒複数の見積査定金額からおおよその買取相場が分かります。

3.買取相場から15万円上乗せ交渉

中古車見積査定相場から15万円を足した金額を目標に交渉する。

⇒中古者見積査定相場の金額が85万円だったとします。この場合は15万円を足した100万円での交渉が可能です。(私もこの金額この金額を目標に交渉しましたが、ネット検索すれば他にも沢山の成功事例が報告されています。)

上乗せ交渉の経験談

我が家の車は中古車販売価格相場が30万円でした。しかし見積査定相場は5万円でした。整備料や販管費(会社の運営費)もかかり、オークションで売れないリスク等の説明があり「本当は値段はつかないのですが、我が社を選んでいただいたご縁もあり5万円で買取させてください」という話でした。この場合、次のように交渉しましょう。(私の経験談です)

整備料、販管費、オークションで売れないリスク等の費用内訳を教えてください。

担当者様

整備料○○円、販管費○○円、オークションリスク○○円になります。

販管費○○円は販売価格30万円に対して比率が高すぎませんか?企業によって異なりますが、10%~20%が一般企業の販管費比率ですよ。販管費の詳細内訳を教えてもらえますか?

担当者様

そうなんですか。弊社ではこういう価格設定で見積していますが、申し訳ありません。本部に確認してきます。

担当者様

申し訳ありません。私の提示金額に誤りがありました。販管費△△円となります。

ですよね。販管費比率が高すぎるのでビックリしました。他社の見積と比較して+○万円上乗せしてくれれば即決します。時間をかけたくないのでお願いします。

(ある程度交渉想定金額に近くなったので、上乗せ15万を目標に即決をチラつかせます。本部から叱られたのか、担当者が少し涙目だったので心が痛みました。ここからさらに担当者と本部の話し合いが行われ、少し待ち時間があります)

担当者様

本部に確認しました。本来難しい金額ですが、今回初めてのご利用ということもあり、ご提示いただいた○○円で買取いたします。

整備費やオークションで売れないリスク費用等も交渉材料にできる可能性はあるかと思いますが、私が交渉した有名業者の販管費は根拠不足の金額でした。販管費が10%を超えている説明であれば、会社経営にかかわっていたり、企業投資に詳しいといった知識をチラつかせて業者の想定している販管費を値下げしましょう。

我が家の場合、5万円の見積査定金額を20万円にアップさせることが出来ました。販売価格相場が30万円くらいだったのでこれが上限金額だと思います。

まとめ

必ずしも本記事で説明した内容で交渉がうまく行くとは限りませんが、これは某有名中古車販売業者での交渉経験談です。これだけ低い見積査定の交渉であっても15万円の上乗せが出来たということで、これから家計を節約するために車の売却を考えている方は、是非参考にしてください。

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Posted by miwa